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明日の空 2010/11/14

 

著者:貫井徳郎


両親は日本人ながらアメリカで生まれ育った栄美は、
高校3年にして初めて日本で暮らすことに。
「日本は集団を重んじる社会。極力目立つな」と父に言われ不安だったが、
クラスメイトは明るく親切で、栄美は新しい生活を楽しみ始める。
だが一つ奇妙なことが。気になる男子と距離が縮まり、
デートの約束をするようになるが、なぜかいつも横槍が入ってすれ違いになるのだ。
一体どうして─?栄美は、すべてが終わったあとに真相を知ることになる。



貫井さんが書いたとは思えない文章でした。
最初は、主人公が帰国子女で日本語に慣れていないから、
それでかと思いましたが、どうも違う・・・。

雑に言えば子供の日記のようです。
何々をして遊んだ、楽しかった。誰々とは気が合うから楽しい。とか。
「楽しい」と文字で書かれているだけでは伝わってきません。


ぶっちゃけ、貫井さんだから読んだのであって、
著者だったら絶対読もうとしないであろう全く興味を持てないあらすじ↑でしたが、
内容もまた、全く惹かれるものがありませんでした。

最初の主人公の知り合いと、次の主人公の知り合いが同一人物だということが、
小説にするほどおもしろいことなのでしょうか?


動機も些細すぎてつまらない・・・。
青春小説の爽やかだったり、甘酸っぱくてキュンとする感じもないし、
明かされる謎はちっともおもしろくないし、
おまけに無駄に感動させようとしているのか、
強引に人が死ぬし最悪でした。
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我輩は猫である 2010/10/18

吾輩は猫である (角川文庫) ★★

著者:夏目漱石


漱石の処女作であると共に、一躍その名を高からしめた代表作でもある。
苦沙弥先生に飼われる一匹の猫にたくして展開される痛烈な社会批判は、
今日なお読者の心に爽快な共感を呼ぶ。



初めて読みました。
こんなに長編だということさえ知りませんでした

しかし、無駄に長すぎます。
風刺を描きたいなら猫を主人公にすべきじゃないだろうと。。

猫なのに人間界に精通しすぎて薀蓄垂れまくりなのは正直引きます。

200ページくらいまではユーモアが私に合っていて、
こんなに楽しい作品だったのかと思ったくらいだったのですが・・・。

主人と家族、友人たちとの掛け合いなど、ユーモアのみでまとまっていれば
良かったのになぁと思いました。


先に漱石先生の事件簿を読んでいたので、
それにだいぶ助けれらながらやっと読んだ感じです。


ところでこの主人は自分(漱石)がモデルなのかな!?
漱石は原稿に抜いた鼻毛を並べながら小説を書いていたと聞いたことがあるけど、
この作品の中にもその様子が出ていた(笑
神様のカルテ 2010/09/19

 ★★★★★

著者:夏川草介


神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。
夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、
信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。
読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー。
第十回小学館文庫小説賞受賞。



聞いたことあるし短めだから読んでみようという軽い気持ちで
借りてきたのですが、すんっごい良かったです

最初、ブラックジャックによろしくみたいな(途中までしか読んでないけど)
過酷な労働を強いられる地方病院の実態を描いたものかと思い、
苦手そうだなーと、一旦マンガへ走ってしまいました(笑

でも、大学病院と地方病院の差を描きつつも、
基本は患者を思う気持ち、人間関係が主立ったものです。

主人公は、自分の損得よりも、患者の気持ちを大事にしてしまう。
患者を多数抱える医者にとって、それは必ずしも良いことではありません。
患者の死にいちいち心を動かされているのは、
医者にとっても、その後診てもらう患者にとってもマイナスだと思う。

主人公もそれをよくわかっていて、「忙しいのだ。そんな暇はない」といった
ことを言っているのですが、どうしても患者の気持ちまで考えてしまう。

結局、最終的には変な主人公と気持ちが重なってしまい涙ぽろぽろ。
おまけに、主人公の患者にまで気持ちが重なり、涙ぽろぽろ。

更に、この主人公は変人に囲まれているのですが、
その変人たちもまたいいやつで!!!

学士たちとの絆、別れに胸をギュッとつかまれた。
もっと早く読みたかった一冊です。













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