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いっちばん 2010/05/14

 ★★★★

著者:畠中恵


摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若だんな・一太郎に持ち込まれるは、
訳ありの頼み事やらお江戸を騒がす難事件。
お馴染みの妖がオールキャストで活躍する「いっちばん」、
厚化粧のお雛ちゃんの素顔が明らかになる「ひなのちよがみ」の他三編を収録。
大人気「しゃばけ」シリーズ第七弾。



どれも良かったですが、やっぱり新しいキャラというか、
もう出てこないだろうなと思う妖怪たちの話より、
脇役である栄吉やお雛ちゃんの話が好きです

特に栄吉の話にはすごく感動しました
どんなに努力しても上達しない、それでもやめられない、
一生続けたいと情熱を注げることって、今の私にはありません。

仕事にできなくても、趣味でもいいから菓子作りはやめられないと
断言した栄吉がカッコ良かった

それに、身分が違う一太郎を羨んで僻んだりすることがないだけでなく、
むしろ尊敬の気持ちを持っているというのも、
なかなかすごいことですよね。

お互いを思いやる2人の友情もすごおく羨ましい


いっちばん/いっぷく/天狗の使い魔/餡子は甘いか/ひなのちよがみ
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ゆめつげ 2010/04/01

 ★+

著者:畠中恵

江戸は上野の小さな神社で神官を務める、
のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。
夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、
迷い猫を捜せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、
全く役に立たないしろもの。が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が。
礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向に転がって…。
大江戸・不思議・騒動記。



行方不明の子供を見つけるという、些細な事件なので、
短編かと思ったら長編でした

最初はおもしろいんだけど、だんだんややこしくなってきて、飽きます。
元が単純な話なので、ただ長いだけで退屈です。
読むのが本当にキツかったです。

しゃばけシリーズの中でも、最初の「しゃばけ」以外の長編はイマイチだし、
長編向きの作家ではないと思いました。
短編だったら絶対もっと楽しめたのに


弓月のキャラ、悪くないけどちょっとしゃばけシリーズの一太郎とかぶる。
しっかり者の弟は、佐助たちのような位置づけだし。
なのでキャラクターは悪くないんですけどね。

本当に短編だったら良かったのに。
ちんぷんかん 2010/03/12

 ★★★+
著者:畠中恵


江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、
今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、
とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。
若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、
兄・松之助の縁談に気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!
大好評「しゃばけ」シリーズ第六弾。



やっぱり、このシリーズは短編のほうがおもしろいです


鬼と小鬼
一太郎、火事で遂に三途の川へ行く(笑
しかしついてきてしまった鳴家たちだけでも現世に戻したいと、
必死に帰る手段を探す。

あんまりにもあっさり三途の川へ行ってしまうので、
夢オチかと思ったら、本当に死に掛けてました(笑
賽の河原で石を積み上げては崩されてしまう子供達が切ないです。

長崎屋もあっさり焼けてしまうのね。
江戸の話なので、普通なのかな。


ちんぷんかん
広徳寺の秋英が、寛朝に弟子入り13年目にして相談に来た客の応対を任される。
客は娘の縁談をまとめろと迫り、ついには秋英を本の中に閉じ込めてしまう。
そこから出るために、客と和算勝負をすることになるが・・・。

話自体はそんなにおもしろくなかったけど、
寛朝がいい加減そうで、実は秋英に期待しているというのが、
読んでいてなんとなくわかるので、そこが好き。
でもやっぱりストーリーはいまいちなので、すぐ忘れそう。


男ぶり
一太郎の両親の馴れ初めと、母・おたえの昔の恋愛。
惚れた辰二郎を認めてもらうため、水口屋で起こった不思議な卵事件を解くことに。

やっぱりおたえにも、仁吉たちのようなお守り役の妖がついていたのね
そんでその守狐もやっぱり甘くって、いまだに離れたところから見守っているという
優しさ(でも本当は自分が離れられないんだろう)に
最後はほっこりした気分になりました

おたえと守狐の話、また読みたいなぁ。


今昔
一太郎の兄・松之助の縁談話。
松之助が玉乃屋の娘にひとめぼれし、縁談の話を持っていくが、
姉妹を取り違えていたことがわかる。
病弱な姉を預かることになってしまったが、妖しい陰陽師が関わってきて・・・。

松之助しっかりしろと思いながら読んでました。
一太郎のように病弱な姉を可哀想がって、この縁談を受けてしまうのではと心配でしたが、できた姉だわ~
松之助との結婚はしてほしくないけど、健康に、幸せになってほしいなぁ。。

親の勝手な愛情は、かえって苦しめることもあるってこと。


はるがいくよ
桜の木が、無事新しく建った長崎屋への挨拶に桜の赤ん坊を寄越してきた。
赤ん坊は驚く速さで美しい娘に育つが、短く咲き誇る桜のため、
すぐに消えてしまう運命。一太郎は、なんとか救えないか模索するが・・・

本書で一番好きな作品です
なんといっても自分の運命を受け入れている小紅(桜)が好きです
一太郎が好きで一緒にいたいはずなのに、運命となるとそこはきちっとしてる。

兄やたちの出した案、私は一太郎を諦めさせるための意見だと
短絡的に考えてしまったんですが、
一太郎が小紅にずっと生きていて欲しいように、
兄やたちも一太郎にずっと生きていて欲しいんですね













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