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小暮写眞館  2011/02/21

 ★★+

著者:宮部みゆき


もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。
どれだけ小説を求めていたか。ようこそ、小暮写眞館へ。
3年ぶり現代エンターテインメント。



心霊写真を巡る連作ミステリです。
でも大きな要素は友情と、恋と家族とって感じですかね。

宮部さんの超常現象的な話は好きですが、
これは生きている人の強い思いが写真に表れたという話なので、
好きになれませんでした。


登場人物たちも魅力的ではあるんですが、みんなデキ過ぎてて
飽きてしまいました。
これだけ長い話は、やはり刺激がないと・・・。
いつまでも仲良しこよしなだけという話は、
わざわざ小説で読みたいものではないのかも。


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往復書簡 2011/01/12

 ★★

著者:湊かなえ


あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。
高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。
女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。
そこには五年前の「事故」が影を落としていた。
真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたというあずみと
静香に手紙を送る─(「十年後の卒業文集」)。
書簡形式の連作ミステリ。



まさかの感動系?
私はちっとも感動しませんでしたが・・・。

この人の挑戦の姿勢はとても好きなのですが、
手紙という括りにしたことでやはり無理を感じてしまう・・・。

小説である以上、読者への「説明」が必要なわけです。
それを、手紙の差出人が、相手に向けて書くという形でとっているので、
すごい不自然さを感じてしまうんですよね。

私がちょっとあまのじゃくなせいもあるんでしょうけど。


プラス、単純にストーリーがおもしろくなかったです。
猿の詩集 2010/12/28

  ★★

著者:丸山健二


奇想天外なファンタジーが日本社会の真実を衝く!
老いた白猿の肉体に呑み込まれた兵士の魂が、
戦後日本の変貌を目撃し、詩人の魂が「猿の詩集」を編む──
丸山文学の頂点を示す傑作!



長いしクセのある文体なので、苦手意識感じる方も多いかもしれません。
私も、パラパラめくった感じではおもしろそうだと思ったんですが、
ちゃんと読んでみると結構しんどくて・・・。

ですが、挫けずに読んでみるとなかなかおもしろいです。

戦争で上官に殺された主人公が、猿の姿となって、
その人々の生活を見続けているという話です。


戦争に生き残った人々たちの、前を向いて歩んでいこうとする姿を
目の当たりにしている主人公の気持ちがリアル!

でも、主人公すごく可哀想なのに感情移入とは全然しなかったです(笑
なんていうか・・・粘着質で鬱陶しいかも。

上巻を読み終えたときは、途中で投げなくて良かったー、
結末どうなるんだろう、って、いい印象しかなかったのですが、
下巻は半分くらいでしんどくなってしまいました。

主人公は、自分を殺した上官と自分の母親に強い憎しみを抱いていて、
何度か復讐しようとするんですよ。
でも、途中でもしかしたら悪いやつではないのかもしれない、
自分はなんという人道に外れたことをしようとしていたのだ・・・
と後悔もします。

これが何度も繰り返されます。

・・・うんざりです。


結末とかもどうでも良くなってきます。
一応読みきったけど、疲れました。













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