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影踏み 2011/03/08

 ★★

著者:横山秀夫


深夜の稲村家。女は夫に火を放とうとしている。
忍び込みのプロ・真壁修一は侵入した夫婦の寝室で殺意を感じた―。
直後に逮捕された真壁は、二年後、刑務所を出所してすぐ、
稲村家の秘密を調べ始めた。
だが、夫婦は離婚、事件は何も起こっていなかった。
思い過ごしだったのか?
母に焼き殺された弟の無念を重ね、真壁は女の行方を執拗に追った…。



これがデビュー作なら、納得できるかなぁ・・・という程度の作品でした。
横山さんらしい切れがないというか・・・。
「横山秀夫」という名前ではなく、無名作家の作品だとしても、
いまいちに感じたと思います。


私の嫌いな、「探偵役が鋭すぎる」タイプの連作ミステリですが、
それにしても鋭すぎます。
何で真相に気づいたのかわからないレベル(笑


双子の弟が頭の中に住み着いているという設定もよくわからないし、
彼女の件も完結していないし、不満の多い作品でした。
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儚い羊たちの祝宴 2011/01/16

 ★★★

著者:米澤穂信


ミステリの醍醐味と言えば、終盤のどんでん返し。
中でも、「最後の一撃」と呼ばれる、ラストで鮮やかに
真相を引っ繰り返す技は、短編の華であり至芸でもある。
本書は、更にその上をいく、「ラスト一行の衝撃」に徹底的にこだわった連作集。
古今東西、短編集は数あれど、収録作すべてが
ラスト一行で落ちるミステリは本書だけ。



↑の謳い文句が悪い。
なぜにこんなハードルを上げてしまったのか・・・。

しかも違うんですよ、意味が。
「ラスト一行で落ちる」っていう意味。

世のミステリファンが期待するものとはかけ離れているのでは・・・。

多分どんでん返し的な作品ではあると思うのですが(予想しやすいが)
最後の一行に衝撃が走ることはないです。
一応新しい事実がわかるというのはあるけど・・・衝撃はないし、
一行でオチてるわけではない。


あ、でも1つ1つの作品はおもしろいですよ
キャッチコピーに偽り(に近いものが)ありというだけで。

このキャッチコピーでなければ、普通に米澤さんの作品を
堪能できたのになぁと、ちょっとムカついてます(笑

米澤さんなら、本当に衝撃の一行で落としてくれるような気がしちゃいますよー。



身内に不幸がありまして/北の館の罪人/山荘秘聞/玉野五十鈴の誉れ/儚い羊たちの晩餐
悪魔が来りて笛を吹く 2011/01/08

悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) ★★★+
著者:横溝正史


毒殺事件の容疑者椿元子爵が失踪して以来、椿家に次々と惨劇が起こる。
自殺他殺を交え七人の命が奪われた。
悪魔の吹く嫋々たるフルートの音色を背景に、妖異な雰囲気とサスペンス!



初の横溝正史です。


時代の違いを除いてもおもしろかったです。
古い作品って、ただでさえ苦手意識があるんですよ。
特にミステリだと、この時代はこんなトリック可能だったのかな?
わかんないからOKってことにしよう・・・みたいな甘い評価を抱いたりするんですが、
これはそういうことがなく、普通に楽しめました。

もちろん現代との相違は多々あるんですが、
それ以上に物語に引き込まれ、先が気になって仕方なかったので、
細かいところを気に留める間がないというか。


唯一気になったのが、痣ですー。
そこだけ、結構大事な部分なので引っかかりました・・・。

ちょっと残念。


タイトルの意味・・・
「悪魔が来りて笛を吹く」の理由には唸りました~!
最後にわかるので、お楽しみに(笑













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