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往復書簡 2011/01/12

 ★★

著者:湊かなえ


あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。
高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。
女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。
そこには五年前の「事故」が影を落としていた。
真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたというあずみと
静香に手紙を送る─(「十年後の卒業文集」)。
書簡形式の連作ミステリ。



まさかの感動系?
私はちっとも感動しませんでしたが・・・。

この人の挑戦の姿勢はとても好きなのですが、
手紙という括りにしたことでやはり無理を感じてしまう・・・。

小説である以上、読者への「説明」が必要なわけです。
それを、手紙の差出人が、相手に向けて書くという形でとっているので、
すごい不自然さを感じてしまうんですよね。

私がちょっとあまのじゃくなせいもあるんでしょうけど。


プラス、単純にストーリーがおもしろくなかったです。
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Nのために 2010/10/14

 ★★

著者:湊かなえ


「N」と出会う時、悲劇は起こる─。
大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。
台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。
努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、
夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。
すべては「N」のために─。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。
そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。
『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。



おもしろくないなぁと思いつつも、一気に読めました。
読まされたと言うべきか。そういう筆力はありますよね、この人。
どうでもいいけど矢口敦子さんとなんだかかぶります。


変に異常性を出したがるような嫌な感じが強くて、あまり好きではありません。
徐々に真実が明かされていくわけですが、
その真相も予測の範疇というか、おもしろくないですし興味がありません。

興味がない読者に一気読みさせるのはすごいですが(笑


それぞれの「N」が同一人物ではと思うほど、書き分けができていないみたいです。
全員が淡々としていて、もうちょっと個性が欲しかった。
いや、他人目線のときだと個性はあるのに、
本人目線の章だとみんな同じに思えるんですよね。

一人異種な存在である成瀬。
成瀬の章も入っているけど、この人いる??
この人だけすごい疎外されているような印象を受けました。


つまらなかったけど、またきっと読むんだろうな~
しかしなかなかのペースで出版してますよね!
贖罪 2010/04/30

 ★★★★

著者;湊かなえ


取り柄と言えるのはきれいな空気、夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。
そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。
犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに
投げつけられた激情の言葉が、彼女たちの運命を大きく狂わせることになる─これで約束は、果たせたことになるのでしょうか?
衝撃のベストセラー『告白』の著者が、悲劇の連鎖の中で「
罪」と「贖罪」の意味を問う、迫真の連作ミステリ。
本屋大賞受賞後第一作。



【告白】に少し近いかもしれません。
告白同様、無理があり粗いですが、気にならないくらい引き込まれる。

すごく文章が上手いってわけじゃないのに、
引き込ませる文章を書く作家さんって結構いるけど、
この人もその一人ですね。

粗い上に、こんなことあるかなぁ、なんて腑に落ちないとこをもありながらも、
リアルを感じる部分も結構あるんですよね。

例えば、喘息の姉にばかり構う母親。
自分をいい子ちゃんにしたてるふりをして、
妹を貶める姉、とか。
こういう家庭絶対あると思う。


ただ、犯人はどんでん返しのつもりなのでしょうかね
へぇ~ぐらいにしか思いませんでした。

それと最終章が、この作品にはそぐわないように思いました。
ちょっと違和感が・・・。


告白に引き込まれた人は、この作品も惹かれるのではないでしょうか













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