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少女 2010/12/02

 ★★+

著者:連城三紀彦


「わたしと寝ない?」少女が突然、声をかけてきた。
噂に聞く援助交際だ。金はなかったが、やりようがある。
行為を果たした後、隙をつき少女から二万円を盗み取り、逃走した。
が、その札番号が郵便局強盗の奪った番号と一致、警察に連行される。
やがて、強盗の容疑は晴れるが、納得のいかぬ男は、少女を探し―!?
「少女」ほか逆転の妙に充ちたサスペンス4編を収録。



やっぱりこの作家さんの文章は好きなほうです。
今作はすごくいいとは思わなかったんですが。

ストーリーのつまらなさが目立っていたかもしれません。
官能的なんですが、連城さんにはもっときれいに描いてほしかったなぁと。
サスペンスとしても中途半端でした。


それから、少女というタイトルをつけているのに、
少女が出てくるのは1編だけ。
収録作品からつけているとはいえ、ちょっとどうかなぁと思いました。
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戻り川心中 2010/11/20

 ★★★★★

著者:連城三紀彦


大正歌壇の寵児・苑田岳葉。
二度の心中未遂事件で、二人の女を死に迫いやり、
その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。
岳葉が真に愛したのは?女たちを死なせてまで彼が求めたものとは?
歌に秘められた男の野望と道連れにされる女の哀れを描く表題作は、
日本推理作家協会賞受賞の不朽の名作。
耽美と詩情―ミステリ史上に輝く、花にまつわる傑作五編。



すんごく良かったです
とにかく美しいの一言。
物語としておもしろいのはもちろんですが、何度も読み返したくなる一節がたくさん。
なんでこんな表現を思いつくのかと感嘆します。

雰囲気は確かにきれいなのですが、なんとなく、「耽美」ではない気がします。
本来の意味合いがどうとかじゃなく、耽美という言葉の印象とは違うかな。
どれも片想いのような、少し胸が苦しい感じ。

花になぞらえているのも雰囲気がアップしてて素敵。

とにかく美しく素敵な文章を書く作家さんだと思いました。
今後たくさん読まなくては!!と思います


一応ミステリらしいですよ。
確かにミステリっぽいですが、美しさが際立ってしまって、
ミステリとしての良さはあまり感じられませんでした。
でも素敵なので満足です(笑



藤の香/桔梗の宿/桐の柩/白蓮の寺/戻り川心中













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