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女王の百年密室 2009/05/30

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著者:森博嗣


住人たちが「殺人を認めない」ってのがおもしろそうで買ってみました。
長いのでず~っと放置してましたが
読みやすいので、あまり長さを感じなかったです。
森さんの作品で読みやすいと思ったのはもしかして初めてかも


これは殺人を認めないというより、
そもそも「死」を認めないのです。
蘇った者はないのに、死んだら生き返る、的な発想しかなくて。
女王が治めているというのも、なんか童話っぽくて好きです。


でも精神状態を表すとき、やたらと短い文章で改行してしまうのが
なんか気に入らないのです(笑
この作品に限らず、森さんの心理描写はどうも苦手です。
気取りを感じて結局伝わってきません。
冒頭なんか辟易したもん。


そこがものすごく残念なのですが、
この国の仕組みはおもしろいです。
名前もおもしろいしね
SFだし神を信じてるし、なんでもアリな感じだけど、
結末に不満はないです。

今までに読んだ森作品では一番好きかも。ストーリーは。
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好きだけど嫌い 2009/05/29

 

著者:乃南アサ


乃南さんのエッセイにはあまり興味がありませんでしたが、
パラパラ立ち読みしたらなかなか良さそうだったので。


社会風刺的な話は共感できる部分が結構ありました。
電車で化粧する女子高生や、いらっしゃいませを言わない店員とか
ダメな店員がいる店は雇い主からしてダメなのね。
私も基本ができてない店員にはイラッとくるタイプなので、
読んでて一緒に怒ってました(笑


やっぱり作家さんなだけあって観察眼がするどいな、と。
もちろん分析力も。


前に、食べ物に釣られて仕事を請けたという話を読んでいたので、
(確かドキュメンタリー小説だったと思う)
作品のイメージとは違うタイプの人なのかな?
とは思っていましたが、やはり全然違うようです

かなり天然な方みたい。


そして熱しやすく冷めやすいという部分は、
まるで自分のことが書いてあるかのようでしたよ~笑

私もハマるとすぐに本を買って、その趣味に使うものを集めまくって、
そして飽きてもったいない・・・
ってなるのです


でも乃南さんは私と違って飽きないよう工夫されているので、
私とは違いますけどね・・・。


乃南ファンでなくても楽しめると思います
死者が飲む水 2009/05/27

 

著者:島田荘司


時代を感じる作品でした。
この時代は宅配便がなかったのでしょうか
列車で荷物を送るという仕組みがよくわかりませんでした

主人公の刑事が、被害者の昔の愛人の息子が、
母に苦労させた男を恨んで殺したと推理して、
しかも超自信満々なのも失笑です。

実の娘だから犯人では絶対あるはずがないとか考えるのも、
今の時代にはないことですよね。
寂しいことですが。


時刻表のトリックというのは大嫌いなので、
飛ばして読みました。
この小説の醍醐味、ぶち壊しですね(笑

水のトリックはなんだかなぁ・・・。
10年も水をため続けたら、そんなに溜まる前に蒸発するか、
もしくは腐って古いってことがバレるのでは
と思いました。

・・・文句を言いつつ、私も同じような推理してたんですけどね


しかも最後の犯人の語り、長いよ
女の話まるまる省いていいくらいだし。
動機も、気持ちはわかるけど結局は逆恨みだし、
こんなに長々と語る必要ないと思う。
同情してくださいと言わんばかりに語ってます

主人公モーさんのキャラがなんとなく良かったんだけど、
最後の犯人の語りで一気につまらなくなりました。
ビューティフル・マインド  2009/05/26

 

著者:シルヴィア・ナサー


映画が大好きなのです
だから原作も読んでみたいとずっと思っていたのですが、
パラパラとめくるとなんだか難しそうでなかなか手が出ず・・・
ようやく決心して読みました(笑

でも、読んですぐに思っていたような内容ではないことに気づきました
映画を先に観たので、ノンフィクション小説のようなものを
想像していたのですが、伝記的なものでした

いかにも「ジャーナリストが書いた文章」って感じ。(著者はジャーナリスト)
小説的では全くないです。
統合失調症という病気についても、事実を述べているだけなので、
痛ましいほどの苦悩が伝わるようには書かれていません。


文系な私でも読みにくいということはありませんでしたが・・・。
読まなくてもいいやぁ~と思いつつ読んでました

ジョン・ナッシュに興味のある方、
ノーベル賞受賞者の人生に興味のある方なら楽しめるかもです。

残念ながら私はどちらにも興味がないので、
楽しくなかったです。
しかも250ページ近くまで、他人のことばかり書かれているので、
必要なのか疑問に思いながら読みました。
天才の周りには天才が集まるのだな~ということはわかりましたが。


とはいっても、つまらなくはないです。
新聞を読んでつまらないとは思わないのと同じ感覚でした。
だからなんとなく最後まで読んでしまいました(笑


私みたいに映画が良かったから原作も・・・
という方にはおすすめしません。

映画はかなり美化され、劇的に脚色されまくってるみたい。
実在の人物をヒントにしたオリジナルだと思います。

凶夢など30 2009/05/26

 

著者:星新一


かなり久々の星さん

ショートショートにはいつも感心させられてるんですが、
これは全くそういったことがなかったです

これだけって感じでひねりを感じませんでした。

30編入っていて、良いと思ったのは1~2編のみです
マドンナ 2009/05/20

 

著者:奥田英郎


普通(笑)
読みやすいんだけど、どれも主人公が
中年のサラリーマンなので、
残念ながらあまり感情移入することができず・・・

つまらないってことは全然ないんだけど、
心に残ることもほとんどないです。
男性向けだと思います。


マドンナ
部下に片思いする中年の話なのですが、
奥さんが勘が良くて、惚れた相手まで見抜いてしまうのです。
でもそれで嫉妬に怒り狂ったりするわけではなく、
その対応が私の理想というか・・・
こんな夫婦、いいなぁって思いました

ちなみにメインの話は部下への片思いですが、
子供っぽくて引きつつもおもしろかったです。
けど、私的には奥さんが良かったです


ダンス
総務は女房
特に思ったことないです
悪くはないけど。


ボス
この話だけイライラしながら読みました
主人公の上司(部長)として、女がやってきた。
この女が、仕事を効率よくするために色んな規則を定めてしまうのですが、
こんなガッチガチな規則じゃ、仕事する側としては迷惑なんじゃ・・・。
かえって部内の雰囲気が悪くなってしまう気がします。

それに自分のために規則を設けているし、
ずっと反発していた主人公がなぜそれで許してしまうのか意味不明。
普通だったら怒りませんか

ほんわかしたラストに納得がいきませんでした


パティオ
これはジ~ンと来ましたねぇ、なんか。
私が祖父母っ子だからかもしれません。

主人公は職場(?)に読書をしに来る老人と自分の父親を
ダブらせてずっと気にかけてるんですが、
その老人とのやりとりがなんだかとても良いです。
まるで恋してるみたい(笑

実父のことも切ないです。
老人たちの家庭菜園が壊されちゃうってのが・・・。
せっかく拠り所にしていたのに
生臭坊主め
この家庭菜園の持ち主である生臭坊主をなんとかしてほしかったなぁ
ぼくらの七日間戦争 2009/05/18

 

著者:宗田理


最初はまぁまぁおもしろかったんだけど、
だんだんつまらなくてたまらなくなってきた

ギャグなんだか本気なんだかわからなくて、
馬鹿らしくなってきました。


中学生が盗聴、時限爆弾、身代金奪取などなどを
なんでもないかのように簡単にやり遂げてしまうのはなぜ
やるならどうやってやったのかをちゃんと書いて欲しい。
適当すぎるよ
文字入り花火なんてのも作ってるし


親や大人に復讐して、
そんで何が解決したのかわかりません。
立てこもる必要あったのかな?

転生 2009/05/18

 

著者:貫井徳郎


作者買いでストーリーは知らなかったのですが、
あらすじ読むと東野圭吾の「変身」そっくりですね

中身も似ています・・・いいのか
ドナーが偽者であったりするとこも一緒だし・・・。
あと絵画、音楽の才能に関しても。
恋愛で悩むのも。


貫井さんにしては軽めです。
そして貫井さんにしては心理描写が浅いです。
「変身」は東野圭吾が好きなときに読んだので、
今読んでどう思うかはわかりませんが、「変身」のほうが良かった。
(でも「変身」は大好きで3回くらい読みました)

一喜一憂することなく終わってしまいました。
脅迫電話のときにほんのちょこっとハラハラした程度。
それもあまり切迫感なかったし。

相変わらず文章は読みやすいしテンポもいいけど、
ストーリーはいまいちでした。


「変身」を読んでいるせいか、先が読みやすかったです。
四畳半神話大系 2009/05/16

 

著者:森見登美彦


以前読んだこの著者の作品が合わなかったので悩んだんですが、
なぜかタイトルに鴨川ホルモーぽさを感じたので読むことにしました。

そしたらなんと、鴨川が出てくる
奇跡~


夜は短し~が私にはすんごく合わなくてつまらなかったため
大して期待していなかったのですが、出だしからおもしろかったです。
作品の雰囲気も好きです。

ですが、飽きます。

パラレルワールドストーリーのようなのですが、
大まかな部分は同じなので、3回も読む必要ない・・・

小津はおもしろいし、下ネタをあんなに楽しくさせるジョニーには感心(笑
表現の仕方もおもしろいなぁとは思いますが、
どうしても飽きる・・・。

飽き飽きしているところに4章のよくわからない話が出てきたので、
ガッカリしました。ななめ読みしちゃったよ

同じ文章がたくさん出てくるのもめんどくさかったなぁ。
飛ばしてもいいんだけど、微妙に違ってたりして。


4章に分かれていて、1章ずつ1つの話になっているので、
1日1章ずつ読むといいかもしれません。
私は性格上そういった読み方ができず・・・


読後の感想でははっきりいって1つくらいにしたいところですが、
1,2章は楽しくて、落ち込んだ気分を多少紛らわせてくれたので、
一応2つにしておきます。


雰囲気は気に入ったので、もう1冊くらいこの著者の本を
読んでみようかなぁ・・・と思ってます。
試験に出るパズル 2009/05/14

 

著者:高田崇史


どこかで森博嗣が解説をやっていると知り、
内容よりもそっちに興味が湧いた作品です(笑


内容はパズルというより論理クイズですね。
論理クイズを小説にしたみたいな感じです。
論理クイズ好きな人にはいいかもしれません。
私は小説でやるものではないな、と思いましたが・・・。

コミカルなのでそう気になるわけではないのですが、
嘘しか言わない子、ましてや嘘と真実を交互に言う子が
現実にいるはずないですしね(笑

推理は結局間違っていたけど、導き出した答えが
真実とは一致していたなんてのもちょっと
クイズに興味のなかった私には、
なんのために読んだんだろう・・・って思いました


でもところどころくすりと笑えて、なかなかおもしろかったです。
これは登場人物たちが良かったからでしょうね~。
友達や親戚たち、みんないいキャラです。
キャラが好きになれなければもっと酷評してたかも(笑


これはシリーズ物の第一弾らしいのですが、
機会があったら読みますが自ら進んでは読まないかな。


最後に、ぴい君の本名を推理できると知り、ショック
答えがないので、自分で考えなければなりません・・・。
ちょっと考えてみます


そんで森博嗣の解説はまぁまぁおもしろかったです。
心とろかすような―マサの事件簿 2009/05/13

 +

著者:宮部みゆき


犬が主人公(犬の一人称で進む)ということで
ちょっと敬遠していた作品なんですが、
読んでみたらとてもおもしろかったです

パーフェクト・ブルーという作品の続編らしいですが、
読んでいなくても全く問題なかったです。


犬(しかも元警察犬)なんだから匂いでわかるんじゃ・・・
と思う場面もありましたけど、
そこは老犬ってことで目を瞑ります(笑


私は宮部さんなら長編のほうが好きだけど、
短編推理でも他の作家と比べると
やっぱり群を抜いてると思いました

短編の推理小説ってあまり好きじゃないんですが、
宮部さんだと普通に楽しめます


最後の話では、なんと小説の中に宮部さん登場です
結末にびっくりしてしまったのですが、
フィクションだとあとがきがあって安心(笑
きっと誰も信じないだろうけど、私は「え」と
思ってしまったのでした
盗神伝 Ⅱ・Ⅲ 2009/05/12

  +

著者:メーガン・ウェイレン・ターナー


なぜかⅡ・Ⅲと分かれていますが、
上下巻なのでまとめて書きます。
まとめて読んだほうがいいです。


前篇でいきなりジェンの手首が切り落とされるという
ショッキングな事件が起こるので、
まさかと思い、その場面では理解することが出来ませんでした(笑
作者さん、冷徹ね。

他にもジェンがかわいそうになってしまう出来事が多々起こります。


そして、今作ではジェンが結婚
正直、途中まで策略だろうと思って読んでいました。
だっていきなり「愛してる」とか告白しても
はぁぁ~ってなりますよ

でも最後まで読むと、エディスの女王やジェンを
ますます好きになるのはもちろん、
アトリアの女王まで好きになってしまいました。
ジェンの手を切った張本人だというのに
しかも過去にも人を殺しているし
でも可哀想な人なんです


それから、ジェンになぜ次々と不幸が訪れたのか、
なぜこんな失敗ばかりしているのかわからず、
いい加減に書いているんじゃ・・・と思ったこともあります。
神が敵側に味方したというようなことが書かれているので
どうしてそんなことが起こるのか腑に落ちない気持ちでしたが、
最後のほうで納得させてくれ、清々しい気持ちで
読み終えることができました

だけど個人的に、終わり方が唐突というか、
余韻の残る締め方ではなかったかなと思いました。


私的にはこっちのほうが楽しめましたが、
前作のように神話があまり出てこなかったのは期待外れでした
ななつのこ 2009/05/09

 

著者:加納朋子


加納さんの、のん気な雰囲気の作品は無理
イライラするよぉ~
平和すぎて何もおもしろくないのです。

多分、加納さんを好きな人が評価する部分が
私には合わないんだと思う。。
軽く書いてる感じがほのぼの優しいのでしょうけど、
私は全く楽しくないです。
退屈で退屈でしょうがないです。

そして鋭すぎる推理はもっとムカつく
言ったそばからひらめいちゃって、自信たっぷりで


この作品はどんでん返しがあるとどこかで聞いたので、
結構前に買ったのに今まで取っておいたのですが、
どんでん返しってこれかよぉ~
と、かなり落胆するようなものでした

はっきり言って途中でやめたいくらいつまらなかったのですが、
どんでん返しを期待して頑張ったのに・・・。

正直、あることが明らかになった時点ではなんの衝撃もなく、
しばらくして「あれ?もしかしてどんでん返しって、これ・・・?」
と気づいた感じでした

でも、楽しく読んでいた人には嬉しい驚きがあるかもしれませんね。


加納さんはたまに当たりがあるんですが、
主人公は絶対好きじゃないし、
登場人物たちについての背景も全くおもしろくないので、
やはり私には合わない作家さんなんだなぁと、
しみじ~み思いました。


いくら安くたって、一般的には評価されてる作家だって、
読んだことのない作家のまとめ買いはもう絶対しません
ホント馬鹿だったなぁ
十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA 2009/05/08

 

著者:貴志祐介


だいぶ前に買ったのですが、怖くて読めなかった本(笑

実はこれの映画は、地元の特別上映みたいなのを除き、
小学生の頃私が友達と初めて観に行った映画です
内容はさっぱり覚えてないんですが・・・。
ただ友達がビビッてしがみついてきたのは覚えてるんで、
きっと怖かったんだろうなぁと。
(小学生の頃はホラーとか好きだったので、感じなかったけど)


それで本のほうは読んでみたら怖くなかったです。
きっとゾワゾワする恐怖が待っているんだろう・・・
と最後まで気を抜かなかったのですが、
最後まで特に怖いところはありませんでした。


はっきり言って設定がバカバカしかったです。
だから怖くなかったのでしょうね。
現実感もまるでないし。

文章が上手なのでほぼ一気に読めますが、
おもしろく感じたところはなかったです。


それに貴志さんって、主人公や主人公の恋人に
自分の好みを反映させているような気が・・・。
無駄に頭がいいとか美貌だとか、もちろん性格もいい。


でも最後の多重人格の治療がうまく行き過ぎていて、
ホントはもっと難しいんじゃないの
と思っていたら更に裏が

後味は悪いですが。
その日のまえに 2009/05/07

 

著者:重松清


また泣きました
こういった「死」を扱った小説って、
感動させてやるという作者の魂胆が見えてしまうと
一気にテンション下がりますが、
重松さんは押し付けがましさがないので、
素直に涙を流せます
意外に淡々と書かれてるかな。(良い意味で)


私はまだ身近な人の死を経験したことがないので、
その前に読めて良かったと思います。


ひこうき雲
嫌われ者の同級生が入院。
死んでしまうことを悟っている。
死んで欲しいわけじゃないけど、泣けるわけでもない。
寄せ書きを書くことになったが、嘘っぽくなってしまう・・・。
だって、本心じゃないから。

これは嫌いな相手という、複雑な心境を表していて、
その複雑さがなんともいえない複雑な気持ちになります。(感想下手


朝日のあたる家
これも夫が亡くなっているんだけど、
「死」はテーマではないかな、と思った唯一の話。
病的に万引きしてしまう主婦と、万引きさせてしまう店員(元同級生)が
どういう結末を迎えるのかのほうが私は気になりました。
どちらも主人公の元教え子で、一応夫の死と関連して
考えながら進むんですが。

万引きに不倫というと最低な女になってしまいますが、
でもなんか可哀想で・・・。
最後は、素直に「良かった」とは思えないんだけど、
やっぱり良かったな、と思いました。


潮騒
これは他とは違い、死んでしまう当人が主人公。
余命3ヶ月と宣告された日に、小学生の頃の同級生が
死んでしまった海に戻ってきます。

本人なだけに辛さ十分なはずなんですが、
実はこれだけあまり心に残りませんでした


ヒア・カムズ・ザ・サン
母子家庭で、母親がガンに。

とても良かったんですが、書きたいことを書くとネタバレにはならずとも
これの良さが半減してしまいそうなので、書きません

泣くギリギリでした。


その日のまえに/その日/その日のあとで
実はこの作品、個別の短編集と思いきや、
この3部作に繋がっています。

正直、テーマが「死」なので切ないのはどれもそう。
だけど「死」だとわかっている分、そう簡単には泣けません。
でも、これは泣いた

最初、主人公の夫婦が幼くて44歳とは思えず、
違和感がありましたが一部の後半になってくると
それも気にならなくなり、それ以降ずっと泣きながら読みました。

ただ、もしかしたらこれは意外に好き嫌いが分かれるかもしれません。
キレイすぎるので・・・。

でも私はとってもおすすめです
終わり方があまり暗くないのもいい

倒立する塔の殺人 2009/05/05

 

著者:皆川博子


タイトルに惹かれ、皆川さんも気になっていた作家さんなので
読んでみましたが、私には合わなかった

どうも私はミッションスクールとか、ダメな気がします。
前にミッションスクール自体は出てこなかったけど、
登場人物の中に通っている人がいて、
それがなんとなく嫌だった気がするのですが、
(どの本かは忘れたけど)
今思うとこれだったのかな・・・と。


ただでさえ苦手な世界観で集中できないので、
現実なのか架空の小説(作中作)なのか
よくわからなくなったり、
いつの話を誰がしているのかわからなくなったりして、
ますますおもしろくなかったです。


とにかく集中できなかったなぁ

タイトルからして殺人事件メインかと思っていたので、
それもちょっと拍子抜けでした。


でも耽美な雰囲気があるので、好きな人は好きだと思います。
夜光の階段 2009/05/02

  

著者:松本清張


ドラマ始まりましたね
1回目の放送は今時考えられないバカバカしさがあって
つまらなかったのですが、古い作品が原作だからしょうがないか・・・
と思い一応読み始めました
ですが驚いたことに、原作はドラマほど古臭さがなかったです
今時ありえないセリフやシーンは原作に沿っているのだと思ったのですが、
ドラマオリジナルのようで・・・。


幸子が本当に本当に女としても人間としても
軽蔑するようなやつで、こいつを見たくなくて
一度もう読みたくないと思ったほどです(笑
本当に反吐が出るような嫌な人間なんです~
犯罪者とかでもないのに、こんなに腹の立つ登場人物って
なかなかいないと思いますよ

雅子もだけど、異常な嫉妬にイライラ~
道夫も当然悪いんだけど、それにしても異常。


イライラさせられつつも、おもしろかったです。
下巻の最初~半ば過ぎまでは目が離せなかった

ご都合主義はかなり目立ちます
桑山たち、家族がいるのに自分の仕事を投げ出してまで
あそこまでやるわけないと思うし、そもそも昔の事件と道夫を
結びつけられるはずないと思う。
聞き込みでの証言も、あそこまで言うわけないと思う・・・。
警察ならともかく、素人でただの他人なんだから。


終盤近くの、道夫の犯罪をなんとか暴いていこうとするくだりになると
急にテンポが悪くなります。

そして結末がひどかった・・・。

どうやって道夫の罪が暴かれるのか、
楽しみに読んでいたのに何あれ~~~~
あんな結末しか思いつかなかったのかよ~


終盤に差し掛かった辺りから、本当に残念でした。













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