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Y 2008/07/06



前に読んだ「リプレイ」のような作品だと知り、読んでみたくなりました

究極のラブ・ストーリーとなってますが、それは違うと思います。
人物描写・心理描写が乏しいので、大切だ、好きだ、
という感情がほとんど伝わってこない。
でもラブストーリーなんですよね中途半端なラブストーリー
そもそも、「やり直し」をしている北川が好きな相手というのは、
ほとんど喋ったこともないひとめぼれした女性。

ていうか、ここに出てくる重要な女性(主人公の妻と不倫相手)が、
勝気で性悪そう(妻)、ちょっと変態入ってるスケベ(彼女)というのは
ちょっとどうかと思う

しかも、北川は思い込みが激しすぎるし・・・
究極の思い込み、究極の勘違い、究極のまぬけ
ですが、これは佐藤正午が伝えたかったことに繋がるのかも
と思う。。

それにしても、北川は完全にピエロだね、可哀相

楽しめたんだけど、最初のほう読みにくくて、ゆっくり読まないと
理解しにくかったのと、人物描写に乏しいという点で、
私にとってはイマイチな作品でした
悪くはないんだけど。

かなりネタバレしているためここからは伏字にします。

北川が想い続けた彼女は、とても魅力的とは言えない女性です。
つまり彼は容姿にのみ惚れた
それなのに、彼は彼女を電車から降ろしていれば、
その先の人生を彼女と共に過ごせると思い込んでいる
これがなければ、北川は責任感の強い男というだけなので、
心理描写が乏しくてももっと良い印象を持ったかもしれません。

彼女とは、主人公の現在(こっち側)の妻のことで、勝気な女。
主人公は不倫をしているけど、この女ならしょうがないな、
と女の私が思ってしまうような女。
しかも事故当時は不倫をしており、その相手の子供かもしれないのに、
平気で主人公の子供として育てるような女。(これは曖昧な話ですが)

彼女は北川が忘れた傘を取りに電車に戻り、事故に遭う。
そのことにすごく責任を感じているんだけど、北川にはなんの責任もなく、
結局は杞憂だったというオチ。

だから、例え過去をやり直せたとしても、必ずしも
それが幸せに繋がるわけじゃない。
分岐点を変えようとせず、今のままのほうが幸せかもしれない。
過ぎてしまったことをうだうだ悩むのは徒労に過ぎない。
ということを作者は言いたかったのではないでしょうか

主人公も、妻の過去について余計なことまで聞いたから、
娘が実子じゃないかもしれないということに気づいてしまったわけだし。


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