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天使の屍 2008/07/21

 

帯に、“早すぎた傑作”とあるけど、的を得ていると思います
平成8年に出版された当時、「非現実的すぎる」と評されたとのこと。

現代に出版されてたらもっと話題になったんじゃないかなぁ

私は内容に違和感を覚えませんでした。
最初に奥付を見たので結構前の作品だとは知って読んだけど、
それでも最近書かれたように感じました

優等生の息子が自殺し、主人公はその真相を探ります。
イジメはなく、悩みはないはずなのに、なぜ死んだのか
息子の秘密が明らかになったときには私までショックでした

なんていうか・・・これから子供を産んで育てるのが怖くなったというか

自殺に追いやったやつがしたことも、やりすぎだけど
今の時代なら本当にあるんじゃないかと思ってしまいました
というか、この本では方法が卑劣だっただけで、
実際にあるんだろうな~
私には縁のない話です

ちょくちょく伏線があって最後に全て繋がり、
うやむやになった点がなかったのでそれも良かったです

ちなみに、私はすんなりとこの自殺の動機を受け入れてしまったので、
何が非現実的すぎると言われているのかよくわからず、
読み終えて多少感傷に浸ってwすぐ他の人のレビューも読んでみたのですが、動機に不満を抱く人が結構多いことがわかりました
で、あまり良い感想を持たなかった人が多いようで、少しビックリ
どうやら好き嫌いは分かれるようですって、当たり前か(笑

動機なんてひとつだけじゃないのになぁ
だから色々考えて自殺したと知ったとき、なるほどなぁと思った
確かに、「殺人を隠すための自殺」が目立つように書かれてはいるけどさ。

私が感じた疑問といえば、ここまで考えることのできる息子が、
なぜビデオテープ自体を処分しなかったのかってことくらいですね。

血が繋がっていないのに、息子のしていたことを知っても
見捨てようともしなかった主人公にもちょっと感動

相変わらず悲痛で暗い話でしたが、貫井さんにしては
救いのある結末だったと思います。
救いがあるといっても、読後は暗い気分だけどね(笑
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