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人質カノン 2008/08/31



どの話も、前向きに生きる主人公の姿が描かれています。
でもどれも、短編ゆえ深みが足りない
暇つぶしにいいですね。
実際、私も買い物の長い母を待っている間に読み、
これを持って来て大正解だったな、と思いました(笑

人質カノン
コンビニ強盗に人質にされる話。
「中間管理職」と「眼鏡くん」という呼び名のせいで、
内容のわりに軽い印象になっています。
それがいいのかな私は嫌でした
いい人が理不尽に殺されるっていう話は、
やっぱりすごく気分が重くなる
それだけに、軽さを交えないで欲しかったな~と。

十年計画
二股男を十年後に殺してやろうと計画するという話。
殺したい人がいたら、十年後に殺すと決めたらいいかも
十年の間にたくさんの人に出会い、たくさんの経験をしたら、
殺意なんかなくなっちゃうだろうから
どんなに強い気持ちでも、十年も同じ気持ちを保つのは無理だよね。

過去のない手帳
電車の中で拾った手帳の持ち主を探していく話。
主人公の人捜しには、そこまでするわけないと突っ込まずにはいられません
短編だからまだ許せるけど
でも、そのわりに読後はこの話にしばらく浸っていたいと思い、
次の話に進む前にしばらくぼーっとしてました(笑
これは好きです

八月の雪
若い頃に死を覚悟した祖父が、どうして今まで生きてこれたのかを探るという話。
主人公の充は片足を失い、同級生がいじめ自殺したのに
何も変わらない理不尽な世の中に絶望し、
祖父が死を覚悟してからどうやって今まで生き抜いてきたのかを知りたいと思う。
内容には触れないけど、充の祖父はやはり辛い体験をし、
自分が正しいのか、間違っていたのかもわからず、
だけどちゃんと強く生きてきたおじいちゃんは間違ってはいない。と思う。
充も祖父のことを知って、強く生きていくことを決めたんだと思います。
いい話・・・

うちの祖父も、辛い戦争時代の写真を孫に見せて
「じいちゃんイケメンだべ」なんて満面の笑みを浮かべながら
冗談を言えるんだから、たくましく生きてきたんだな、
とちょっと尊敬してみたり

過ぎたこと
これもイジメ問題が関係する話なんだけど、
元同僚の刑事の推理が冴えすぎていておもしろくなかった。
手抜きしたみたい・・・

生者の特権
失恋し自殺を決めた主人公が、いじめに遭う小学生と出会う。
すごくいいタイトルだな~と、読み終えてから思いました。
生きていればこその経験を、自ら死んで逃すなんて惜しすぎる
頭ではわかっているけど、どうしようもない。
ということも、すごく共感できます。
ダメだとは思うけど、そうするしかない、何をすればいいかもわかっているけど、どうすることもできない、っていうもどかしさは何度も経験済みです(笑
人との出会いで解決していくって、いいな

漏れる心
売りに出しているローンの残ったマンションが、
漏水して水浸しになってしまう・・・という可哀想な話。
だけど、主人公がちょっと自分勝手に思えて同情できない。
自分が不幸せだから、金持ちの浅井に嫉妬しているだけだし・・・。
お詫びの挨拶に身なりを整えて来たことに腹を立てた理由がさっぱり
まぁ、それはこの話に必要なことなのでしょうがないんだろうけど、
ラストがひどい
浅井さんは実は可哀想な人だったって・・・おい
そもそも浅井さんは悪い人でも鼻持ちならない人でもないので、可哀想な人に仕立てたのは主人公の気を静めるためのものでしかないわけで。
読んでて嫌な気分に・・・
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