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閉鎖病棟 2008/09/23

 

精神病院・殺人事件という題材からして、
サイコサスペンスのようなものを想像していましたが、
全然そんなものではなく、感動できる話でした
ミステリーですらないと思う。

殺人事件は、最後のほうで重要な意味はありますが、
事件そのものはそれほど大きく取り扱われていません。
(推理小説のようには、という意味で)

著者の帚木蓬生さんは今はどうか知りませんが、
この当時は現役の精神科医だそうで、
そのため鋭く描かれていてわかりやすいです


大人になってから、精神障害(と思われる)の人に出会ったときには
普通に接しなきゃいけないと思っていました。
例えば隣にいたときに、場所を移動しちゃいけないとか。
でもそう考えること自体差別なんですよね・・・
ちょっと変わっているというだけで、怖いと思うなんて、
それこそおかしいですよね

これから障害者に対して思うことが変わるのかは
接する機会がなければわかりませんが、
これを読まなければそう考えることもなかったと思うので、
この作品を読んでよかったなぁ~と思います


ジ~ンとするシーンもたくさんあります
まず、主人公のチュウさんが脚本を書いた劇。
患者みんなが一生懸命演じるシーンに感動します
ちょっと意地悪な印象のある主任が、30年も見舞いに来なかった妹達に、
「本当にチュウさんの幸せを考えたことがあるのか」と涙を見せながら
チュウさんを庇うシーン。
これ以上内容を書くとつまらなくなってしまうかもしれないのでやめときますが、秀丸さんさんからの手紙、チュウさんが最後に秀丸さんに向かって言った言葉など、たくさんいいシーンがあります

淡々と進むので、感動させようという魂胆が見えないのもいいです
それなのに感動してしまうんだから、すごいなぁ

クロちゃんがああなる理由・秀丸さんが家族を殺した理由に
あまり納得できなかったので満点ではないけど、
また読みたい作品です
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