・RSS ・LOG IN

スポンサーサイト --/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TB(-) | CM(-) | スポンサー広告 | Page Top
ぼっけえ、きょうてえ 2008/10/04

 

ホラーは基本的に手を出さない私ですが、
作者の岩井志麻子さんが気になっていたのと、
これは「怖くない。ホラーじゃない」というレビューが多かったので、
ちょっと挑戦してみました
「怪談」っぽい感じでしたが、それほど怖くなかったです。


ぼっけえ、きょうてえ
女郎が、眠れないという男に語る話。
ずっと語りかけるような文章で進みます。
岡山弁がとても読みにくかったので、時間かかりました
別に嫌って訳じゃないんですけど、音読するくらいの速さでしか
読めないのがもどかしくて

女郎らしい(?)柔らかな口調と、岡山弁が合わさり、
より不気味さを醸し出しています。

不気味ではあるけど、別に怖くないじゃーん
と思っていたのですが、私の苦手なタイプの結末でした。
怖くはなかったけど、苦手です
結末以外は良かったです
微妙にミステリっぽくもありましたが、哀しい話でした


密告函
これはホラーというよりサスペンス的な話でした。
コレラが流行っていた時代の話です。
やはり、怖いのは生きている人間
主人公が男のせいか、(しかも良い嫁がいるくせに浮気している)
こいつには(自然とこいつ呼ばわりしちゃった笑)
感情移入できず、むしろざまあみろって感じでしたね
結末は、途中で読めてしまったので。
でも、仕事を嫌がっていたり、嫁を始め色んなものに怖がっている心境が私にまで伝わってきて、さすがにその辺はちょっと可哀想でした。


あまぞわい
これも可哀想だな~
今は離婚も一般的(といったら変かもしれないけど)になり、
女が誰にも養わずに一人で生きていくのもできる時代だけど、
この時代は女に選択権なんてなかったんだよね
女性は蔑まれるのが当然、と思っているような男と結婚してしまった主人公が本当に可哀想で
別に愛し合える人ができたときは、
どうにかうまくいってくれないもんかと思いました。
(密告函の主人公と違い、ホント最低最悪の旦那を持った可哀想な人なんです
ラストはよくわからなかったけど、罪を忘れることはできない。
ということでいいのかな


依って件の如し
これも可哀想
唯一、主人公が子供です。
親が変な死に方をしたから村八分(疎外されること)となってしまった
幼い主人公と、一緒に暮らす一回り上の兄の話。
とにかく主人公のシズが可哀想で、終始重たい気分で読みました
他の作品もそうなんだけど、これは特にってことです。
事件の犯人はすぐ読めたけど、更に捻りある結末でした。
ただ、その事実がよく理解できず、しかも嫌いな感じ・・・


どれも読んでいて、その場面の情景が浮かびやすかったです。
それに、主人公の感情もよく伝わってきます。
舞台が古い時代なのと、慣れない岡山弁で
短い割りに読むのに時間はかかりましたが、
文章はうまいなぁ~と思いました

私、岩井志麻子さんってさんま御殿でしか知らず、
作家という印象がなかったので、ちゃんとした本が書けるのか
ずっと疑問に思っていたんですよ
申し訳なく思いました(笑

でも、ホラーはやっぱり好きじゃないので、
また岩井志麻子さんの本を読もうとは思いません。
この本も、再読したいほど好きな作品はありませんでした
いいと思っていても、結末が気に入らなかったりだし・・・。
評価は2つと迷っての3つです。
スポンサーサイト
ぽろぽろドール | HOME | 王と鳥
Secret
トラックバック
TrackBackURL
→http://budgerigarto.blog109.fc2.com/tb.php/208-6b718d9a














上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。