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イン・ザ・プール 2008/12/23

 


最近、なぜか精神医療に関する本を
読むことが多い気がします
これも知らずに選んだんだけどなぁ。


恐ろしいヤブ(っぽい)精神科医、伊良部。
なのになぜか患者は癒されてしまうという、
不思議だけど笑える連作短編集です


まず、医者の伊良部キモイ
色白デブで、マザコンで、注射に異様な興奮を見せる変質者。
おまけにこいつが病気じゃないの
と思ってしまうほどモラルがない
患者が入ってきたら、まず注射
注射を見たいがために無料にしたり・・・

患者も呆れ果てているのに、なぜか通い続けます。


伊良部という医者が治療(?)する患者が
それぞれの主人公になっているのですが、
症状がすごくリアルに伝わってきます

この作品に出てくる病気は、日常的に経験するようなことの
延長上にある症状がほとんどです。
昔だったら自意識過剰とか心配性とかで済まされてしまいそうな。

なのに、病気の切迫感はなんか生々しくて、
患者の苦しみがひしひし伝わってきます。
自分を病気だと思っていない人が多いせいかな。


治療が随分いい加減です。治療と言えるのかどうかさえ疑問。
・・・いや、治療じゃない
こんな医者はまずいないと思います。

深いこと考えるな、ということを前面に押し出している作品です。
本当に悩んでいる方が読んでどう思うかわかりませんが、
最近読んでいたような重い症例ではないので、
このくらいいい加減な感じなほうが気持ちが楽になるのかな、
と思いました


表題作以外は良かったです。
続編もあるようなので今度読んでみます
確か図書館にあったような・・・


伊良部がホントおかしくてつい吹き出してしまいます
電車など移動中に読む方、ご注意ください(笑
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