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その日のまえに 2009/05/07

 

著者:重松清


また泣きました
こういった「死」を扱った小説って、
感動させてやるという作者の魂胆が見えてしまうと
一気にテンション下がりますが、
重松さんは押し付けがましさがないので、
素直に涙を流せます
意外に淡々と書かれてるかな。(良い意味で)


私はまだ身近な人の死を経験したことがないので、
その前に読めて良かったと思います。


ひこうき雲
嫌われ者の同級生が入院。
死んでしまうことを悟っている。
死んで欲しいわけじゃないけど、泣けるわけでもない。
寄せ書きを書くことになったが、嘘っぽくなってしまう・・・。
だって、本心じゃないから。

これは嫌いな相手という、複雑な心境を表していて、
その複雑さがなんともいえない複雑な気持ちになります。(感想下手


朝日のあたる家
これも夫が亡くなっているんだけど、
「死」はテーマではないかな、と思った唯一の話。
病的に万引きしてしまう主婦と、万引きさせてしまう店員(元同級生)が
どういう結末を迎えるのかのほうが私は気になりました。
どちらも主人公の元教え子で、一応夫の死と関連して
考えながら進むんですが。

万引きに不倫というと最低な女になってしまいますが、
でもなんか可哀想で・・・。
最後は、素直に「良かった」とは思えないんだけど、
やっぱり良かったな、と思いました。


潮騒
これは他とは違い、死んでしまう当人が主人公。
余命3ヶ月と宣告された日に、小学生の頃の同級生が
死んでしまった海に戻ってきます。

本人なだけに辛さ十分なはずなんですが、
実はこれだけあまり心に残りませんでした


ヒア・カムズ・ザ・サン
母子家庭で、母親がガンに。

とても良かったんですが、書きたいことを書くとネタバレにはならずとも
これの良さが半減してしまいそうなので、書きません

泣くギリギリでした。


その日のまえに/その日/その日のあとで
実はこの作品、個別の短編集と思いきや、
この3部作に繋がっています。

正直、テーマが「死」なので切ないのはどれもそう。
だけど「死」だとわかっている分、そう簡単には泣けません。
でも、これは泣いた

最初、主人公の夫婦が幼くて44歳とは思えず、
違和感がありましたが一部の後半になってくると
それも気にならなくなり、それ以降ずっと泣きながら読みました。

ただ、もしかしたらこれは意外に好き嫌いが分かれるかもしれません。
キレイすぎるので・・・。

でも私はとってもおすすめです
終わり方があまり暗くないのもいい

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