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ぼくらはみんな生きている 2009/07/08

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著者:坪倉優介


事故で記憶を失くした、テレビではよく聞く話です。
でも著者は、字の書き方、食事の仕方まで全て忘れてしまいます。
それがわからない上に、どうして食べるのかどうして寝るのか、
その理由までわからないのだから相当苦しんだと思います。

それなのに大学へ戻る
しかも、往復5時間かかるらしいですが一人で電車で。
そう決意した親もすごいけど、通った本人はもっとすごい。
休みながらだとしてもすごいです。

そして自分で草木染めの道に進む決意をして。
とにかくいっぱい感動しました。

ほんの些細なことなのに涙腺刺激されちゃいます。
本全体に感動が散りばめられていると言っても過言ではないです。


周りの反応もやっぱり辛かったみたいです。
だけどそれでめげるんじゃなくて、空になってしまった頭で考えるんです。
こうすればいい、ああすればいいって。
人付き合いの仕方なんかもわからないはずなのに、すごいなぁ。


ただ手法が進行形で書かれています。過去のことなのに。
文体もとつとつした感じ。
なんかアルジャーノンっぽくて、わざとらしいというか。
執筆の依頼を編集者がそう書けと言ったんだろうなぁと思ってしまいました。
私はそう思いつつ感動したんですが、
気にかかる人は多いんじゃないでしょうか


それに少し内容が少なかったかなぁ。
「初めて」のことがメインに書かれています。
例えば初めてご飯を食べた、靴紐を結んだ、とか。

だから仕事ができるようになったということは
かなり普通の生活が送れるようになっているはずなのですが、
そこまで進歩した様子が読み取れませんでした。

もう少し学校生活や一人暮らしのこと、就職に対する考えなど
「初めて」以外のことも充実していればなぁ。


お母さんの手記も、メインでないとはいえ控えめすぎたのでは。
お母さんの手記を読むと、お風呂のお湯が冷たくて震えていたとか、
色々大変なことがあったようなのでもうちょっと読みたかったです。
お風呂のお湯がなぜに冷たかったのかも気になるし(笑
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