・RSS ・LOG IN

スポンサーサイト --/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TB(-) | CM(-) | スポンサー広告 | Page Top
邪魔 2009/08/02

  +

著者:奥田英郎


2002年このミス2位作品。


今までに読んだ作風とは全然違いました。
読んでて嫌な気分になります。
なんかもう、気が滅入ってくる(笑

だけど、一番気が滅入ったのが恭子のパートの待遇についての運動。
なんか恭子がすごく嫌で気が滅入りました。

この人の転落物語も読み応えがあると思うのですが、
そのためあまり同情できませんでした。
だけど、こんな運動を自分が働く店に対して行ったのに、
その後も働き続けるつもりでいたと言ったときは、
本当に現実逃避だったんだと、ちょっと可哀想になりましたが・・・。

ここの夫婦関係がリアルです
放火の疑いをかけられている夫とは不仲ではないので、
信じて話し合えばいいのにと思う反面、
金銭面では夫を信じられないため暗鬼に囚われてしまうんだろうな~
ってすごく納得。


半分くらい読めばハッピーエンドはありえないと気づきます


もう一人の主人公は刑事の久野。
義母との関係が気持ち悪い・・・と思ったら
このオチの複線がたくさんあって、なぜ気づかなかったんだろうと


この久野と恭子の転落(というか逃避)の対比が興味深いです。
恭子は子供の為に痛々しいくらいたくましくなっていく。
久野は元からちょっと病んでるんだけど、
だんだん仕事での責任を放棄し始めていく。

男女の違いなのか、抱えているものの違いなのか。


あと、ワルになりきれない高校生の裕輔ももう一人の主人公なのかな?
あまり目だ立ず、どうでもいい感じでした(笑
でも、こいつのおかげでバッドエンドすぎずバランスが取れてる気がします。


ちなみに、おもしろくなるまでに結構かかり、
それまでは退屈でした。その後はノンストップでしたが


今までの軽く読める作品もいいけど、こういう重い話もいいなぁ
スポンサーサイト
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | HOME | ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
Secret
トラックバック
TrackBackURL
→http://budgerigarto.blog109.fc2.com/tb.php/387-0e449bc1














上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。