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夜市 2009/09/16

 

著者:恒川光太郎


日本ホラー小説大賞受賞作。
ホラー小説と聞くと手に取らない人が多いんじゃないかな。
この肩書きはある意味不要なものかもしれない。
怖くないので、安心してください(笑
逆にホラー大好きで怖いの期待しちゃうとガッカリするかも。


個人的には草祭より好きです。
ホントにすばらしかった大好きです。

2作品のどちらにも言えることですが、幻想世界なのに
情景が頭の中に常に浮かんでいます


夜市
何でも売っている不思議な市場「夜市」。
幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。
野球部のエースとして成長した祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた。
今度は弟を買い戻すため、いずみを誘って再び夜市へ・・・


しょっぱなから抜群の雰囲気かもし出してます
弟を買い戻すために夜市へ来た祐司。
以前は、お金の代わりに弟を差し出して才能を買った。
夜市は、何かを買わない限り出ることは叶わない。
一緒に連れて行ったいずみはお金を持っていない。

ということは・・・
と、安易な想像しかできなかった私ですが、そんな単純なものじゃないです。
すごい構成力だわ~
設定もうまく生かされていて、無駄がないです。
凹に凸がぴったりハマるようにしっくり来ます。

ずっと感じていた物悲しさとこの結末がマッチしまくりでした


風の古道
幼い頃に迷い込んだ不思議な道。
親友のカズキと共に再び入り込むが、本来は神々の通り道。特殊な人間しか入れない道だった。
迷い慌てる二人は、レンという男に助けられる。


こちらは最初は間延びしたような締まりのない感じで微妙~
と思いながら読んでたんですが、すぐハマりました(笑
最終的には夜市より好きになっていたかも。

重要でないと思っていた出来事が、進むにつれて繋がって繋がって切ない話が完成していきます。
話の運び方に興奮しました
淡々として、山場でさえ盛り上がりはないんですけどね(笑
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