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風紋 2009/10/05

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著者:乃南アサ


読む順番が違ってしまいましたが、晩鐘の前作にあたるものです。
ちなみに晩鐘より評価高めにつけましたが、
あちらはきっかけとなる事件にモヤモヤしてすっきりしなかったためで、
これより劣っているというわけではないです。


私は続きモノは刊行順に読みたいタイプなので、
晩鐘から読んでしまったことを残念に思っていたのですが、
この作品に限ってはこういう読み方も「アリ」だと思いました。

登場人物たちの七年後を知っているので、より深みを感じられたと思います。
七年後の彼らが常に頭の中にあったので、
それらを考えながら読むのはとても興味深かった。
それに私としては晩鐘がメインという気持ちが強かったので、
この事件、七年前の登場人物たちを知れたことが良かったです。

概ねのストーリーは晩鐘を読んで知っているので、
作者が隠していることもわかっているし、
どう転ぶかもわかっていて最終的にどう決着がつくのかも知っていたけど、
それでつまらないということはありませんでした。
強いて言えばミスリード的なものはいらなかったんじゃという気はしますが、
それは晩鐘を読んでいるせいかもしれません。


まゆこはやっぱりかわいそうでした。
事件に直接関係のない人の心無い言葉や態度が・・・。
どうしてまゆこを責められるのかと、怒りを通り越して悲しくなりました。


そして今回は香織にも同情しちゃいました。
元々お嬢様タイプで好かれる人ではなかったかもしれないけど、
こんな事件が起きなければ良いママでいたのかもしれない。
もちろん育児放棄は最低なことだし、その後の大輔たちを思うと
ぶん殴ってやりたくなるし、まゆこ達への態度も悪かったけど、
でもそれもこの事件が起きなければ・・・と思いました。
そしてこの後の事件、香織がしっかりしていれば防げたのかも・・・。
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