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おそろし 2009/11/26

 

著者:宮部みゆき

 実家である川崎宿の旅籠で起きたある事件をきっかけに、
 人に心を閉ざした17歳のおちか。
 叔父・伊兵衛夫婦が神田三島町で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せている。
 おちかを案じた伊兵衛は、いつも碁敵を迎える「黒白の間」で、
 人々から「変わり百物語」を聞くようおちかに言い付ける。
 人々は話すことで心を軽くして帰っていき、彼らの不思議な話はおちかの心を少しずつ溶かし始める。
 伊兵衛の狙いはそこにあり、やがておちかが心を閉ざした事件も明らかになっていくのだった。
 連作時代長編、江戸ふしぎ譚。


百物語と言っても、怪談というよりは怪奇譚という感じで、怖くはないです。
連作短編なので夜更かししなくて済んでよかったですが、
読み出したら止まりません

でも私は全体を通してというより、三島屋にやってきやお客が語る、
ひとつひとつの物語がおもしろかったです。
怖いんだけど切ないんだよなぁ。
ひとつひとつの物語には、もちろん主人公がいるのですが、
その主人公たちによって不幸をもたらされた人々のことはあまり書かれていないのです。
それでかえって、その人のことを考えて切なくなってしまいました。
特にお吉、宗介に。


ちなみに一番好きなのは、おたかの凶宅です。
ぞぞぞっとするお話・・・でも、なぜか悲しい話でした。
どうでもいい話過ぎますが、読後「このタイトルは【座敷牢】に違いない
と思ったら違いました。


個人的に主人公のおちかがあまり好きになれなかったので、
おちかの話は正直どうでも良かったかも・・・

そして最終話だけちょっとギモン。
いきなりのファンタジー的展開はいいのですが、
嫌な人たちも含め丸く収まってめでたしめでたし。これはちょっと・・・。
お吉が可哀想でなりませんよ

あと、個人的には大嫌いなやつなのでいいんですけど、
おちかの許婚だった良助が出てこないんです(笑
おちかが主人公なんだから、出てこなきゃいけない人なんです絶対に
ホントに嫌いなんでいいんですけど、出てくるとややこしくなるから、
出すのやめちゃったんだなぁと思いました。
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