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東の海神 西の滄海 (十二国記) 2009/12/10

 

著者:小野不由美

 廃墟と化した雁国の復興に励む延王・尚隆と延麒。
 幼い頃に出会った更夜の来訪になつかしさで一杯の延麒は、
 実は仕組まれた罠であることを疑いもしなかった。
 争いごとや殺傷を忌み嫌う麒麟を人質にとられ、雁国は怒濤の騒乱にまきこまれてゆくが―。
 華麗なる筆致で運命の力を謳いあげる大スペクタクル。


これも外伝的な話だとどこかで読んだので(上下巻になっていないものはそうらしい)
あまり期待せずに読んでいましたが、いつの間にかすっかりハマッていました


悪く言ってしまえば、セオリー通りなんです。
正義を語るものが実は悪者だったとか、いい加減そうな奴が実はかっこいいとか。
こう概略のみで言えばよくある話だと思うんですが、
それでも素晴らしい作品に仕上がっているのはホント、さすがとしか言えないです。
「華麗なる筆致」ですね(笑

セオリー通りなのに尚隆のカッコ良さが引き立つのはもちろん、
偽善者である斡由がいるからでしょうね。
正しいようなことを言っていた斡由を、私も最初のほうでは信じていました。
尚隆はいい加減な王としか思えなかったし

でも、少しずつ斡由に対する違和感を感じ始めて・・・
そして斡由の化けの皮が完全に剥がれ、尋常じゃない本性が露になったとき、
尚隆の王としての民への思い、器のでかさが明らかになるのです。

このコントラストは本当に素晴らしいと思いました


他の部下が斡由を見捨てても、最後まで斡由なんかを信じ続ける更夜は切ない
なんであんなやつをという気持ちはもちろんあるのですが、
でも、更夜の境遇を思うとね・・・


斡由が偽善を語ることができたのは、尚隆のせいでもある。
このことがあったから、尚隆は実は深く反省していて、
陽子の時代で在るような豊かな国を作れたのかなと思いました。


しかしこの尚隆と六太のコンビ、かなり好き(笑
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