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秋の牢獄 2009/12/14

 

著者:恒川光太郎

 十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。
 毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。
 朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。
 彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。
 この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。
 まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。
 心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。
 数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。
 圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。 



この作品が恒川さん初という方なら十分楽しめると思います。
でも、夜市・草祭を読んだ私としては、どの作品も物足りないです。
不思議で幻想的な世界観が好きだったのに、それが感じられなかったのが残念。


秋の牢獄
同じ日を繰り返すという、ありがちな設定なのに斬新です。
でも普通。期待しすぎたのもあると思いますが

同じ日を繰り返すという非現実ではありますが、
一応設定は普通の日本と。

そのためか、過去読んだ2冊にあったような幻想的な世界観はなし。
物足りなかったです。


神家没落
一人きりでは外に出られないという不思議な家に閉じ込められた男。
人を中に入れるためカフェをオープンし、外に出ることに成功する。
しかし人選を誤ったような気がして、再びあの家を尋ねるが・・・。


秋の牢獄より、こっちのほうがイメージ的に秋っぽかったです。
なかなかおもしろい設定でしたが、やっぱりイマイチ。
普通の人間の殺人鬼が出てくるなど、幻想世界というよりは現実の怖さのほうが強く出ていた気がします。

幻は夜に成長する
不思議な能力を持った祖母と暮らす少女。
しかし家が燃やされ、祖母は行方がわからなくなる。
そして祖母だと思っていた人は祖母ではなく、自分が4ヶ月前に行方不明になっていたことを知る――。


これが一番良かった。一番不思議。幻想的ではないけど。
終わりが始まりというラストが好きです。

でも、まぁまぁいいのに、どこがどういう風にいいのかとか、
そういうのは別にないなぁ・・・
現在の少女の設定が違うものだったら・・・と思います。
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