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続・氷点 2010/02/11

続 氷点 (上) (角川文庫 (5072)) 続氷点 (下) (角川文庫) +

著者:三浦綾子

【あなたは殺人犯の娘なのよ】という母の声を遠くに聞きながら
睡眠薬を飲んだ陽子…。
愛憎交錯するなかで、悩み、成長してゆく陽子の姿を通して、
罪のゆるしとは何かを世に問う感動の巨編!






始まって早々、佐石の娘ではなかったことを知らされる陽子。
最初信じなかったのに、不義の子であると言われるとあっさり信じる。
なんで不幸だと信じる?
そして啓造たちはなんで知らせるの?

こんなわけで、しょっぱなから「なんだかなぁ」的な気分でした(笑


陽子の実の母親とその家族が登場するのですが、
これがまた嫌なやつで気持ち悪い・・・達哉異常すぎ
なんでこんなやつを受け入れようとするんだろう、陽子。
辻口家も、もっと断絶してしまえばいいのに・・・。


それに、なんかみんなして家族内で惚れたりして嫌だ・・・。
最近まで徹を実の兄だと思っていた陽子まで、徹との結婚考えてるし
個人的には啓造が一番卑怯で気持ち悪いです。

夏江まで陽子と徹を結婚させようとしているのが理解できません。
戸籍上、陽子は実子なのにどうするんだ
しかも夏江は、陽子を自殺に追い込んだ張本人の癖に、
陽子が落ち込んでいるのを見て、あてつけだと感じるのです

気持ち悪いなぁと思いながら読んでいたけど、
結局「読みたくない」とは思わず最後まで読んじゃったし、なぜか嫌いではないです(笑
古い作品が苦手な私でもスラスラ読めたのはすごいです
決して好きでもないですが。達哉の異常ぶりをはじめ、やりすぎな展開が多すぎます。

だけど、いいところはいいというか。
祖父が陽子に送った言葉。
一生を終えて後に残るのは、集めたものではなくて、与えたものである

それから聖書の言葉。
あなたたちの中で罪のない者が、この女に石を投げよ
有名なので知っている人多いと思いますが、姦通した女(=法では死罪)を
どうするかと問われたときのキリストの言葉。

言葉だけでなく、この前後が良かったからか、心に響きました。

最後のほうは色々なことを考えて、なかなか進まなかったので、
よく考えるとやっぱり深い作品なのでしょうかね・・・。


ちなみにこの作品のテーマに関しては、辰子が言った、
「人間がゆるすなんてできるのか」の一言に尽きると思う。
正直、このセリフが出てきたときは、それを言っちゃあお終いよと思いましたが(笑

達哉がちゃんと逮捕されたのか、そこはちゃんと書いて欲しかったです。
本当に嫌いなので(笑
村井の性格の悪さは、まだ引き立て役と思えるのですが、
こいつは不快以外の何者でもありません。
達哉がいなければ、私も世間で評価されるようないい作品に思えたのではないかと思うと、尚更憎くなります(笑
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