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この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 2010/05/30

  ★★★+

著者:白石一文


「週刊時代」の編集長、カワバタ・タケヒコは、仕事をエサに、
新人グラビアアイドル、フジサキ・リコを抱いた。
政権党の大スキャンダルを報じる最新号の発売前日、
みそぎのつもりで行った、その場限りの情事のはずだった。
世俗の極みで生き続けた男が、本来の軌道を外れて漂い始める、
その行き着く先にあるものは?
白石一文が全身全霊を賭けて挑む、必読の最高傑作。



タイトルの意味を知りたくて借りてきました。
結論から言うと、タイトルの意味はちょっとイマイチな気が・・・


まぁそれはともかく、内容に関しては色々と考えさせられるものでした。
貧困の差について、特に。

有名人の実名がかなり出てきて、批判もあり、いいの
と思いつつも、確かに有名人の年収については腑に落ちない・・・。

野球がうまいというだけでイチローが尊敬されているのがおかしいという、
今まで考えたこともなかったことに気づきました。
イチロー批判をする気はありませんが、
イチローやハリウッドスターたちが好きなものを好きなだけ買える、
不自由なく暮らせるだけの十分なお金を残して、
それ以外のお金を飢えた人々に与えれば、飢餓で亡くなる人を
ぐんと減らせるはず。
そういったことをしてこそ、賞賛されるべきだよなぁと。

でも、貧困の差をなくすという理想は叶えられるものではない現実も然り。
どんなに政治家が理想を追いかけて努力しても、
年収が億を超える人、200万程度の人、餓死してしまう人、
それらが平等になることはきっとないんだろうな。。


あと、引用が多いですが哲学的な話もあります。
それが必要なのか、疑問。
一貫性がないように思います。


そして描写力。
人間味を感じたのは、唯一サカモトのみ。
妻と別れたがっていて、ガンによる鬱に悩まされる主人公は、
ホントに悩んでいるのかというくらい切迫感がありません。

ショウダによる残虐なシーンさえ緊迫感も、
主人公の痛みも伝わってきません。


貧困の差について今まで知らなかったこと・気づかなかったことがたくさんあり、
それらは興味深く読ませてもらいませしたが、
それ以外の部分はなんら魅力を感じるものがありませんでした。
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