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ボトルネック 2010/06/17

 ★★★★+

著者:米澤穂信


亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、
何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。
ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。
不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。
もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。
世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。
そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。



生まれるはずだった姉が、流産したために作られた少年。
生まれるはずだった姉が生まれ、そのため自分が生まれなかった世界に
飛んでしまうというパラレルワールドストーリー。

もっと楽しい話かと思っていたら、なんとも残酷な話でした。
結末はバッドエンドと取る人が多いと思いますが、
逆に取れる人もいるかもしれません。
私はバッドエンドと理解したので、もしかしたら、ですが。


自分の代わりに姉がいる世界は、平和でした。
同じ境遇にも関わらず、姉が良い方向へと導いた・・・という。
でも自分は諦めることにだけ慣れ、何もしなかった。
だからどんんどん自分の存在を否定してしまう少年。


だけど、同じ境遇にありながらも、良い方向へ導いていった姉を見て、
少年は学んだはずなんですよ。
自分の行動次第で不幸を幸福に変えられることを。

なので、そういう意味で希望のあるエンドと捕らえる人もいるのでは、
と思いました。
リドルストーリーといってもいいかも。


私はもっと頑張ってよと悲しく思いました。
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