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後悔と真実の色 2010/07/08

 ★★★★+

著者:貫井徳郎


あの強固な呪縛から、いつか解き放たれたかった。
若い女性を襲い、死体から人指し指を切り取る連続殺人魔「指蒐集家」が社会を震撼させている。
警察は、ネットでの殺人予告、殺害の実況中継など犯人の
不気味なパフォーマンスに翻弄され、足がかりさえ見えない。
その状況下、捜査一課のエース、西條輝司はある出来事を機に窮地に立たされていた─。
これは罠なのか?被害者たちにつながりはあるのか?犯人の狙いは何か?
緻密な構成で不器用に生きる男たちを活写する傑作長編。



久しぶりの貫井作品。
貫井さんの本格ミステリとしては、かなり久々のヒットでした

貫井さんって、文章にはすごく惹かれるんだけど、
ストーリーには納得がいかないことが多いんですよね。
でも、これは良かったです。

騙されちゃいました

正直、犯人が誰かっていうのは、割と早い段階でわかっていたのです。
まず、警察関係者であることは間違いなさそうだったので、
丹念に読み、動機や性格からして、アイツしかいない
というところまでわかっていました。

でも、確信を持つまではいかず、読んであぁーと驚きつつ、納得。


途中、警察関係者ではないというフェイクも入るんですよね。
そこは絶対的な確信を持っていた私ですが、
こんなとこでまさかのどんでん返しかと騙されました。
憎い演出


しかし、綿引や西條は自分に厳しすぎでしょう~。
不倫は嫌いだけど、奥さんがあれなので、同情しちゃった。逆に。
綿引も悪いことしたけど、あれだけ家庭で追い詰められてたら、
やっぱり同情してしまいますね。

西條は一瞬だけ奥さんとやり直せるんじゃ・・・と思っただけに、
あの結末は残念です。
奥さんの心情を思えば、理解できるし西條を責めるのは当然だと思いますが。
なまじ西條自身の自責の念が強すぎるだけに、つい西條を応援しちゃうんですよねぇ。

でもちゃんと生きる気になったんだよね・・・?
ちょっと気になる終わり方・・・。
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