・RSS ・LOG IN

スポンサーサイト --/--/--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TB(-) | CM(-) | スポンサー広告 | Page Top
蝦蟇倉市事件2 2010/07/13




海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。
この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。
マンション、レストラン、港に神社、美術館。
卒業間近の大学生、春休みを迎えた高校生、会食中の社会人、休日を過ごす教師。
舞台も人も選ばずに、事件はいつでも起こっている─。
様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!
今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第二弾。



米澤さんの短編が入っていたので手に取りました


さくら炎上/北山猛邦 ★★
唯一の友人が殺人を犯す場面を目撃した主人公。
友人のために犯行を隠蔽しようと死体を隠すが、
毎回死体が移動された状態で発見される。

これは何がしたいのって感じです。感動させたいんでしょうか?
あんな動機で連続して人を殺すおぞましい友人なんかいらんだろ~。
まぁ蝦蟇倉市だから、マヒされてるんだろうけど・・・。

それに、埋めた死体が掘り返されているのに、その件については
触れられてないの変だよー。

さくら炎上ってタイトルも意味不明。


毒入りローストビーフ事件/桜坂洋 ★★★
大学時代の友人4人が集まって会食中、一人が殺された。
容疑者は他の3人と考えて間違いない。
容疑者である3人は、誰が犯人なのか推論し合う。
やがて、3人全員に殺害動機があることが判明する。


罪のなすり合いではなく、割りと淡々と推理を披露しあっているのが奇妙。
動機が全員にあることが判明し、誰が犯人なんだろうとワクワクしながら
ページをめくると、最後のページだった。
まさかの犯人わからず終いオチかよと思ったけど、こういうオチかなら許す

奇妙な容疑者3人がマイペースだからこそ引き立つ秀逸なオチだと思います
オチまではそんなにおもしろくはないんだけど(笑


密室の本─真知博士五十番目の事件/村崎友 ★★
恋人は古書、それもミステリ小説のコレクター。
その恋人に、先輩が貴重な本を無料で譲ると言う。
ただし、「自分が用意した謎を解くことができれば」という条件つき。
翌日、恋人と共に先輩宅へ向かうが、先輩は死んでいた。
先輩が遺した謎とはなんなのか、先輩を殺したのは誰なのか――。


移動した本の謎などはまぁまぁおもしろかった。
でも、殺人の動機がちょっとありえない。
しかも真知博士の推理もありえない。

どうやら1巻に収録された話とリンクしているらしいですね。


観客席からの眺め/越谷オサム 
生徒に慕われていた教師が殺された。
しかし事件の多いこの街では、嘆くよりも事件に嬉々する者のほうが多い。
それを嘆き、教師に恋していた片思いの相手に想いを馳せる主人公。


これは絶対無理がある。気づかれないわけないじゃん。
絶対無理。アホらしい。


消えた左腕事件/秋月涼介 
左腕が切り取られていた遺体。
容疑者は防犯カメラに映っているはずだが、犯行に要する時間や、
切り取られた左腕を持ち去ることができないことから、捜査は難航する。


またつんまらねぇオチ
しかも、なんとなくこの人が犯人っぽいって予想つくんですよね。


ナイフを失われた思い出の中/米澤穂信 ★★★
姪を殺した17歳の少年。殺害現場を見られており、本人も殺害を認めている。
しかし、目撃情報では服がはだけた状態で刺したことになっているが、
致命傷となった傷には服の繊維が検出されるという矛盾が生じていた。


さすが米澤さん。短編でも素晴らしい。突出してうまいです。
ただ、この作品集に入っている作品として考えると、少しマイナス評価です。
蝦蟇倉市という地名を無理やり使っているだけな気がするので、
こういう縛りのある短編集には参加しないほうがいいかと。
スポンサーサイト
猫を抱いて象と泳ぐ | HOME | ルームシェア・ストーリー
Secret
トラックバック
TrackBackURL
→http://budgerigarto.blog109.fc2.com/tb.php/592-333dc1fa














上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。