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嘘つき。 2010/08/28




本当は、嘘なんてつきたくない。だけど―。
誰かを大切に思うあまりに、ついてしまった嘘。
そんな“やさしさ”から零れ落ちてしまった「嘘」が、
10人の作家たちによって、小さな物語になりました。
ビターで切ない、だけど心があったかくなる十話。



おはよう/西加奈子 ★★★
お互い一目ぼれし合い、その日から同棲し始めた二人。
でも、彼女は「おはよう」などという挨拶をすることがなかった。その理由とは?

関西弁の語り口は好き。でも内容は普通。
何が悪いのかよくわからないけど、挨拶をしない理由とか、言われてもピンと来なかった。


この世のすべての不幸から/豊島ミホ ★★+
生まれた妹は目を背けたくなるほどのブスだった。
整形美人で、辛い過去を送った母は、娘に同じ想いをさせるのが辛くて失踪する。
父と祖母と僕で、妹を蔵に閉じ込め、世話をすることになる。


設定がありえないよなぁ。
何年経っても直視できないほどのブスの兄である「僕」はブサイクじゃないのかな。
ていうか父親何してんねんって感じ。
息子に全部押し付けてるようにしか見えなかった。

親はいつか死ぬんだし、いつまでもこんな暮らしができるわけない。
世間を知らない妹は、今後どうやって暮らして行くのか。

つまらないわけではないけど、この本の趣旨である「優しい嘘」ではないですね。
残酷すぎる。


フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン/竹内真 ★★
転校した小学校で同じクラスになったソラは、月に土地を持っているという。
その後、また転校して離れるが、不思議な縁で二人は何度も再会する


読みやすいのだけは良かったけど内容は、だから?って感じです。
それにこれって「嘘」かなぁ。お茶目な冗談だと思うんだけど。
最後までなんか微妙だし、中途半端な感じ。


木漏れ陽色の酒/光原百合 ★★+
「マノミ」という実で作った酒を飲むと、どんな病も治してくれる代償として、
最愛のものの記憶だけを失ってしまう。
そんな実を祖父から受け継いだ に、ある夫婦がマノミを求めて訪ねて来た。


話としては、嫌いじゃないです。
でも最愛のものの記憶だけを失うというのは、あまりにもご都合主義のように思う。
子供向けの御伽噺だったら許せる設定だけど、大人向けの話としてはどうかと。

それから、なぜかお客である男に恋をした理由も意味もわかんない。


ダイヤモンドリリー/佐藤真由美 ★★★+
母親の親友・美帆子ちゃんのことが大好きなミナト。
美帆子ちゃんには恋人がいて、プロポーズを待っているらしいけれど、
ミナトは彼氏のほうに別れる気持ちがあることを知ってしまう。
大好きな美帆子ちゃんを悲しませたくないミナトは、
恋人が「ダイヤを贈ると言っていたよ」と嘘を吐いてしまう。


これはとても温かいお話でした
初恋の美帆子のために嘘を吐いてしまった優しい気持ちがすごく伝わってきます。
自分の好きな子との約束を破ってまで、嘘を吐いたことを謝りに行くミナト。
キュンとした

でも、美帆子の恋人はアホか
子供に二股かけてるなんて話すなよ
とはいえ、また読んでみたい作家さん。


あの空の向こうに/三崎亜記 ★+
偉大なるKという人物により「ある爆弾」で滅ぼされかけた国で生きる人たち。
最近、隣の国で爆弾による後遺症の特効薬ができたことを噂に聞き、
それに一縷の望みをかけて生き続ける。しかし、その真相は――


どの作品もこのアンソロジーに合わせて作ったんだろうけど、
この作品は、「この本に合わせて考えた」とはっきりわかってしまう、そんな結末でした。

【となり町戦争】で私を震撼させた(悪い意味)三崎さん、これも無理でした。


やさしい本音/中島たい子 
小さな嘘ばかり吐く自分と、嘘の吐けない恋人。
元カノとヨリを戻すのではと心配しつつ、本音を言えずにいる。


こういうの大嫌いです。美容室で痒いところがあるのに言えないとか、
買い物中に自分のなのにプレゼントと言ってしまうとか、
いちいち気にしてる主人公が鬱陶しい。

そんでもって彼氏の「誤解させた」真相も語られず、イライラしかしない。


象の回廊/中上紀 
旅の途中でTと共に出会い、その後もずっと友達でい続ける美咲とケイ。
美咲はTに好意を抱いていて、ケイもそうであることを知っていた。
お互い結婚した数年後、あの旅の日に起きたことを知る。


これも大嫌い。なんか無理して比喩を考え出して書いたような不自然さ。
そ二人の友情も別に感動しない。
要するに、お互い尻軽だったってだけのように思う。


きっとね。/井上荒野 ★+
ゲイカップルの誠一と勝夫。
誠一は母親の看病で帰郷して、帰ってくると言いながら帰って来ない。
誠一のいない間、浮気し続ける勝夫。
何度も電話をかけるが、もう帰ってこないことに気づいている。


勝夫がなんか嫌いでした。
でも、他のゲイ仲間?も、誠一が帰ってこないと知りながら、
そのことに触れないのが優しいなーと思いました。
誠一の嘘は優しいんじゃなくて、卑怯だと思うなぁ。


やさしいうそ/華恵 ★★★
同居していた恋人が出て行き、落ち込む母親を心配するイズル。
そんな母親に構う、「完璧」な京子さん。
イズルは母親の恋人の本当の顔、完璧な京子さんの本当の顔を知る。


イズル優しい~
京子さんは、きっとイズルのおかげで肩の力が抜けたと思う。
でも、母親に関しては、中途半端かな、と思いました。
全体的には好きなんだけど。
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